【空き家活用ガイド】フルリノベーションと部分リノベーションの違い&注意事項

New house under construction beam framework frame house

はじめに

アナタの空き家をリノベーションして活用する時、どのようなリノベーションをするのが良いのか判断するのはとても難しいと思います。

「不動産やリフォームの業者は自分たちがたくさん儲けるための提案をしてくるんじゃないの?」

もしかしたらこんなことをお考えかもしれません。
もちろん全ての業者がそうではありませんがそのような提案をしてくる業者も中にはいます。

今回はそんな悩みをお持ちのアナタのためにフルリノベーションと部分リノベーションの違いと注意事項を解説していきます。

きっとアナタのお役に立つ記事だと思うので是非最後まで読んでみてください!!

フルリノベーションって何?

まずフルリノベーションとは何か?を解説していきます。

フルリノベーションとは空き家を一度写真のようなスケルトンの状態にしてから再生していくリノベーションの工事方法です。

こういう状態から再生していくため仕上がりはほぼ新築と同じになります。
そのためアナタの理想の状態に完璧にリノベーションすることが可能です。

ただ、このような状態にしてから工事をするので工事費用は当然高くなります。

部分リノベーションって何?

それに対して部分リノベーションというやり方があります。

これは読んでそのままの意味ですが写真のように必要なところだけを部分的に工事をして空き家を再生していくリノベーションの工事方法です。

必要な部分のみしか工事しないため、アナタの完璧な理想の状態にすることは難しいですがその分工事費用はフルリノベーションに比べると安く済みます。

結局どっちにすれば良いの?

ここまで読んでもたぶんアナタはどっちにすれば良いのか分からないと思います。
そこでここではフルリノベーションの方が良い場合と部分リノベーションの方が良い場合を解説していきます。

フルリノベーションの方が良い場合

まずフルリノベーションの方が良い場合の1つにアナタの空き家が廃墟のようにボロボロになってしまっている場合です。
この場合はそのままの状態で活かせるところが無いため、”フルリノベーションの方が良い”というよりも”フルリノベーションしかできない”という言い方が正しいかもしれません。

そして次にフルリノベーションの方が良い場合はアナタの思う完璧な理想の家にしたい場合です。
アナタがその空き家に一生住むつもりであれば当然完璧な理想の家にしたいはずです。
その場合は高いお金を掛けてフルリノベーションをする価値は十分にあると思います。

3つ目がアナタが空き家をビジネス活用したくて、そのビジネスでリノベーションの工事費用を十分に賄える位稼げそうな場合です。
参考記事:どんな活用方法があるの?専門家が選ぶ空き家のビジネス活用事例4選

アナタの空き家、もしくはアナタの考えがこの3つのどれかに当てはまる場合はフルリノベーションをした方が良いでしょう。

部分リノベーションの方が良い場合

続いて部分リノベーションの方が良い場合を解説します。

まず1つ目はアナタの空き家が”そこそこ良い状態”の場合です。
それであればそのまま活用できそうなところは活用して手を加えたい部分だけを工事すれば十分良い仕上がりになります。

2つ目がアナタがある程度したら空き家を売ったり、建て替えたりすることを考えている場合です。
その場合はアナタの完璧な理想の家にする必要はありません。
そのためそこまで費用が掛からない部分リノベーションにしておく方が良いです。
参考記事:【保存版】空き家リノベーションの際に知っておくべき工事費用ランキング4選

そして3つ目がアナタがやりたい空き家活用ビジネスがフルリノベーションは難しくても部分リノベーションであれば十分にその工事費用を賄えるくらい稼げる場合です。
逆に言うとフルリノベーションしてアナタのビジネスが赤字になったら最悪な場合です。

この3つのどれかに当てはまる場合は部分リノベーションの方が良いです。

※注意事項 リノベーションする目的をしっかり決めておく

そして一番大事なのがフルリノベーションにするにしても部分リノベーションにするにしてもリノベーションする目的をしっかり決めておくことです。

例えばアナタの完璧な理想の家にしたいのに部分リノベーションで済ませて理想とは程遠くなってしまっては意味がないし、ゆくゆくは建替えを考えているのに高いお金を掛けてフルリノベーションをしても意味がありません。

空き家を活用してビジネスをするにしても結局ビジネスが赤字になってしまっては何の意味もありません。どちらがアナタのビジネスに相応しいのかをしっかり考えてから決めるべきです。

いずれにしても目的をしっかり決めてからリノベーションするべきなのは間違いありません。

まとめ

今回はフルリノベーションと部分リノベーションの違いとその注意事項について解説してきました。

特に私がアナタに伝えたかったことは注意事項でも解説した”リノベーションする目的をしっかり決めておく”ことです。
これが全てと言っても過言ではありません。

なので不動産やリフォームの業者から提案された時はこの”目的”をしっかり聞いてアナタが納得できるかどうかで判断すると良いと思います。

この記事がアナタの空き家の活用のために少しでもお役に立つことを願っています。
最後まで呼んでいただきありがとうございました!!

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