【2021年版】専門家が考察!コロナ禍で空き家活用をする際の課題3選

はじめに

コロナ禍は色々なところにダメージを与えました。
アナタの働いている業界も何かしらの影響を受けているのではないでしょうか?

今回は空き家活用の専門家としてそんなコロナ禍で出てきた3つの課題を解説していきます。
もちろん課題だけではなく私の考えるその解決方法も話していきます。

是非最後まで読んでみてください!!

インバウンド消滅で売上が激減した民泊&ゲストハウス

外国人観光客がいなくなり宿泊客が急減

まずは何と行ってもインバウンドの消滅です。
あれだけ街中で見かけた外国人を今はほとんど見かけることがありません。
参考記事:厳しい状況が続く観光業-インバウンド需要が蒸発する中、頼れるのは国内旅行客だが-

そして外国人観光客がいなくなったということは当然民泊やゲストハウスの宿泊客も急減しました。
多くの民泊やゲストハウスがクローズを余儀なくされています。

民泊はこれまで空き家問題解決への起死回生の一手として持て囃されてきました。

しかし今は、
「民泊は終わった」
こんな声を聞いたのも一度や二度ではありません。

アフターコロナの焼け野原に立てる可能性アリ

ただ私はこれからアナタの空き家を民泊やゲストハウスとして活用していくのは”有り”だと考えています。
その理由は先程も言ったように多くの宿がクローズしているからです。

残酷ですがアフターコロナを迎えた時には民泊やゲストハウスなどの小規模な宿は焼け野原のような状態になっているでしょう。
ですがアフターコロナは必ず来るしインバウンドは必ず戻ります。そうなった時に一時期言われていた”宿泊施設の不足”という問題がより大きくなるでしょう。

そんな時のために今からアナタの空き家を民泊やゲストハウスとして活用するための準備をしておけばアフターコロナの焼け野原に立てる可能性は十分にあると思います。

感染予防の煽りを食らった飲食店

クラスターを警戒して客足が遠のく

次は飲食店です。
こちらは感染予防の煽りを食らってお客さんが激減しました。

特に団体客をメインにしていたお店はかなりの数が閉店してしまいました。
参考記事:【新型コロナ】飲食店の「閉店傾向」を業態・エリアごとに調査。都心は厳しい状況

補償なども出ていますがやはりお客さんがたくさん入って繁盛するのが一番良いのは間違いありません。

こういう状況では「空き家を活用して飲食店をやろう」という人がいなくなってしまうのも無理はありません。

デリバリーの可能性が広がる

一方、UberEatsを始めとしたデリバリーサービスは一気に伸びました。
参考記事:【活用事例特集】コロナ禍で見えた新しい空き家活用ケース4選

人との接触をしないお客さん側にとっても中々お客さんを呼び込むのが難しいお店側にとってもデリバリーなら問題ないからです。

そしてこれからはお客さんを入れずにデリバリーを専門とした”ゴーストレストラン”が増えてくると思います。

普通のお店よりも工事の費用が安く済むためアナタの空き家をゴーストレストランとして活用するのも1つの手だと思います。

3密を避けるために敬遠されたコワーキングスペース

コロナ禍では”コワーキング”に逆風

コワーキングとは何かというと事務スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを全くの他人同士が共有しながら仕事を行うワークスタイルです。

これはここ最近で一気に広まったスタイルでこれをするための”コワーキングスペース”もドンドン増えてきていました。

そこで来たのがコロナ禍です。
3密を避けるために働く場所を共有するコワーキングスペースには完全に逆風が吹いてしまいました。

こんな状況だと「空き家を活用してコワーキングスペースにしよう」という人は中々出てこないと思います。

その反面テレワークスペースの需要は急増

一方その反面で需要が急増したのがテレワークスペースです。
参考記事:【活用事例特集】コロナ禍で見えた新しい空き家活用ケース4選

これはコワーキングスペースにかなり似ているというか見方によっては同じなのですが、この場合は”部屋で1人で仕事ができる”スペースです。
これであれば3密を避け、安心して仕事をすることができるため需要が急増したようです。

このテレワークスペースの需要はアフターコロナを迎えても続いていく可能性が高いためアナタの空き家をこのようなスペースとして活用するのも有りだと思います。

もしくはコワーキングスペースとテレワークスペースを掛け合わせたような場所にすると良いかもしれません。

まとめ

今回はコロナ禍で出てきた空き家活用への3つの課題と解決方法について解説しました。

コロナ禍は逆風であることは間違いありません。
「ピンチはチャンス」
こんな言葉が嘘くさく聞こえてしまうこともあると思います。

ただ何か新しいことを考えるキッカケにはなるのではないかと思い今回の記事を書きました。
この記事がアナタの考えるキッカケの1つなればとても嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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