はじめに
「自分が育った家だけど正直重荷なんだよな…」
「更地にして売ろうとか新築に建て替えようとか言われるけどやっぱり生まれ育った実家は壊したくないんだよな」
親から実家を相続したあなたはこんな事をお考えでは無いでしょうか?
さらに賃貸で貸そうにも高いリフォーム費用がかかりその上借り手がつくかどうかも分からない。そんな不安もお持ちかもしれません。
そんなあなたのために今回は空き家をビジネス活用している事例をご紹介します。
「空き家でビジネス?」と思ったかもしれませんが実は世の中では空き家がこれまで通り住宅としてではなくビジネスの場として活用されているケースがけっこうあるんです。
是非最後まで読んでみてください!
空き家をビジネスに活用するポイント
空き家をビジネスに活用するには注意するべき大きなポイントがあります。
それはあなたがやりたいビジネスをやるための”法律の壁”をクリアできるか?です。
日本ではどこかに場所を構えてビジネスをやる場合、何かしらの法律で決められている許可を取らなければならないケースが多くそれを知らずに営業をしてしまうと無許可営業となり罰せられてしまうからです。
もちろん特に許可を取る必要がないビジネスもあるのですがまずは自分のやりたいビジネスがどのような許可が必要なのかしっかり調べましょう。
空き家のビジネス活用方法4選
ここからは空き家のビジネス活用方法で私が素晴らしいと思う事例を4つご紹介します。
ビジネスのジャンルはゲストハウス、民泊、レンタルスペース、飲食店で”法律の壁”もクリアしているのでとても参考になると思います。
空き家活用①「ゲストハウスのどけや」
まずは徳島県美馬市にある古民家を活用した「ゲストハウスのどけや」です。
こちらは簡単に言うと宿泊施設なんですがとても宿泊客とのコミュニケーションをとても大事にしています。そして何より素晴らしいのが一回の旅行だけのコミュニケーションではなく一度泊まったらこれまでの宿泊客や地元のキーパーソンとのコミュニティがあるためそこで繋がり続けることができるところです。
一度泊まった後もそれで終わりではなくコミュニティというかたちで繋がり続けているためリピーターがとても多いというのが大きな特徴です。
空き家活用②「奥多摩の民泊 車屋敷」
続いて東京都の奥多摩にある空き家を活用した民泊施設「車屋敷」です。
奥多摩の大自然を堪能しながら思い思いの過ごし方で暮らすように泊まるというのがコンセプトの宿です。
また、民泊施設の大きな特徴でもあるのですがキッチンがあるため宿泊客が自分で料理を作ることもできます。
こちらは元々状態の良かった空き家を活用したため開業費用も70万円程とかなり安く済んだようです。
空き家活用③「レンタルスペース ひらやないえ」
3つ目は東京都の新宿にあるレンタルスペース「ひらやないえ」です。
まず”レンタルスペース”とは何かと言うと最近都市部で流行り始めている主に時間貸しの会議室やパティースペースのことです。手頃な値段で使用できるためこれからどんどん伸びていくと私は予想しています。
こちらの「ひらやないえ」は会議室やキッチンスタジオ、撮影スタジオとして使われることが多いようです。
空き家活用④「泊まれる喫茶店 アガリメージョー」
最後は沖縄県のうるま市にある泊まれる喫茶店「アガリメージョー」です。
こちらは通常の喫茶店営業に加えて沖縄の伝統的芸能であるエイサーを体験することができます。
そして旅館業の許可も取っているため泊まることができるという何とも面白い場所です。
また、こちらのお店の主人はご自身の実家を活用してお店を始めているためその辺りも参考になると思います。
まとめ
今回は私が素晴らしいと思った4つの空き家のビジネス活用を紹介しました。
私はこの他にもUber Eatsに特化したデリバリー専門の飲食店なども面白いのではないかと思ったりしています。
時代に応じて新しい可能性が出てくるので色々とアンテナを立てておくと思わぬアイデアが出てくるかもしれません。
ただやはり空き家を活用してビジネスをするには”法律の壁”が立ちはだかってくる可能性が高いためそちらのリサーチも忘れずにしておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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