【活用?解体?】空き家を活用できるかどうかの判断基準4選

はじめに

アナタが空き家を活用したいと思った時、”どう活用するか”ということも凄く大事ですがもっと大事なのが”活用できるかどうか”です。

どう活用するかをしっかり考えてもアナタの空き家が活用できる状態でなければ意味がなくなってしまうからです。
ここでいう活用できない空き家というのは簡単に言うと”壊してしまった方が良い”空き家ということです。
無理に活用するよりも壊して更地にするか新築に建て替えてしまった方が良いということです。

そこで今回はアナタの空き家を活用できるかどうかの判断基準を4つ解説していきます。

是非最後まで読んでみてください!!

空き家活用の判断基準その①「屋根&外壁の状況」

見るからに廃墟はNG

空き家を活用できるか判断する時に一番見て分かりやすいのが屋根と外壁です。
外から見て屋根や外壁が崩れてしまっている見るからに廃墟のような空き家は残念ながら手遅れなので壊してしまった方が良いです。

仮に活用するためにリノベーションしたとしても不具合も出やすくなるし結果的に新築に建て替えてしまった方がコストパフォーマンスが良くなることがほとんどだからです。

こういう場合は早々に解体もしくは建替えの準備に取り掛かりましょう。

雨漏りしているか確認

外から見たかぎり屋根や外壁が崩れていなければ次は空き家の中に入って確認しましょう。
どんなことを確認するかと言うと、”雨漏りをしているか”です。

これは室内から屋根に面した天井や外に面した壁を見て濡れた跡のシミやカビがないかを確認することである程度判断することができます。
もしこの時濡れた跡のシミやカビだらけだったらかなり高い工事費用が掛かると思っておいた方が良いです。
シミやカビが少しだけだったらそこまで高い工事費用掛からないかもしれないですがこればかりは何とも言えないので工事業者に見積もり依頼をしていくら掛かるのか見てから活用するか判断しましょう。

また、雨漏りについては火災保険を活用することができるかもしれないのでそちらも考えておくと良いと思います。
参考記事:空き家活用の予算がない…。活用前に調査するべき補助金&火災保険

空き家活用の判断基準その②「床が抜けていないか」

続いては”床が抜けていないか”です。

当然ですが床が無ければ建物として成り立ちません。
床の上に壁がありその上に天井があるからです。
だからアナタの空き家の床が抜けていたり、抜けそうだったりすると一度床だけでなく壁や天井も壊さなくてはいけなくなります。

こうなるとフルリノベーションせざるを得なくなります。
参考記事:【空き家活用ガイド】フルリノベーションと部分リノベーションの違い&注意事項

フルリノベーションすると凄く高いお金がかかるためアナタの空き家をそこまでして活用する価値があるのかよく考えてから決めましょう。

ちなみに床が一部分だけ抜けそうだったりする場合はその部分だけを解体して補強すれば大抵はなんとかなります。

空き家活用の判断基準その③「柱などがシロアリに食われていないか」

そしてもう1つ大事なのが柱です。

”大黒柱”という言葉があるように柱は家を力強く支えています。
柱があるから家が成り立っていると言っても過言ではありません。

そしてその柱の天敵がシロアリです。
このシロアリは建物の見えない所を内側から食っていきます。
柱が内側からシロアリに食われて中スカスカになってしまうと家を支えることができなくなってしまいます。
もしアナタの空き家の柱を手でコンコンと叩いてみて中が空洞になっていそうなら必ずシロアリ駆除の業者に調査してもらいましょう。
参考サイト:シロアリ現地調査・見積依頼 | シロアリ退治.com

もし柱の中がシロアリに食い尽くされてしまっていたら活用はしない方が良いと思います。

空き家活用の判断基準その④「水回りが使えるか」

そしてトイレやお風呂などの水回りがしっかり使えるかどうかも必ず確認しておきましょう。

ただ単に古いだけであれば新しいものに入れ替えれば良いですが重要なのが水道の配管がしっかり使えるかです。
例えば水道管がサビてしまっていてキレイな水が出なかったり、排水管が詰まっていてトイレが溢れてしまっていると場合によっては空き家の中だけでなく外の地面まで掘り返さなきゃならない可能性も出てきます。

当然そうなると高いお金が掛かってくるため活用するためのハードルがかなり上がってきます。

後から気づくととても大変なので最初に必ず水道の配管が使える状態なのか確認し、その上で活用するのか解体するのかを判断しましょう。

まとめ

今回はアナタの空き家を活用できるかどうかの判断基準を4つを解説しました。

この4つはとても大事なのでアナタが本腰を入れて空き家の活用をしようと思ったらまず最初に必ず確認しておきましょう。
工事が始まってからこの4つの問題のどれかが発覚すると予定外に追加でとても高いお金が掛かってしまうからです。

是非この記事に書いてあることをしっかりとやって後々のトラブルを防いでいただければと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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