【空き家リノベのプロが教える】工事の相見積り正しいとり方3選

はじめに

これを読んでいるアナタは恐らく工事見積りのとり方をネット検索して
「必ず相見積りをとりましょう」
という言葉を何度か目にしていると思います。 

そして相見積りをとった方が良い理由は、
「工事費用の相場が分かるから」
「できるだけ安いお金でリノベーションするため」
などが出てきたのではないでしょうか? 

もちろんこれはどちらも正しいです。
では正しい相見積りのとり方はご存知でしょうか?
もし相見積りをとっても間違ったとり方をしてしまったら結果的にアナタが満足するリノベーション工事ができないかもしれません。

そこで今回はアナタが心から納得できるリノベーション工事をできるだけ安く実現するために正しく相見積りをとる3つのコツを解説していきます。 

是非最後まで読んで見て下さい!!

リノベーションの条件を統一する

まず最初に一番大事なことを解説していきます。
それはリノベーションの条件を統一すること”です。

 当たり前ですが間取りは必ず統一しましょう。
それぞれの業者がバラバラの間取りで見積りをしてしまうと工事内容もバラバラになってしまうからです。

そして特に注意しなければならないのがキッチンやユニットバスなど、商品のグレードによって値段の差が大きいものです。
これらを統一しないと工事業者が選ぶ商品によって工事金額が大きく変わってしまうため正しく比較することができません。

リノベーション工事は見積書の項目も多いので統一するのは大変ですが正しく相見積りをとるためにも必ずやっておきましょう。

できれば条件を箇条書きにしてそれぞれの工事業者に渡しておくのがオススメです。 

 見積りの内容に”漏れ”が無いかチェックする

リノベーション工事の条件を統一して相見積りを依頼したとしても安心はできません。
見積書を見て安いと思っても依頼した内容から”漏れ”があるかもしれないからです。
そしてその”漏れ”がある見積書を元に契約をしてしまうとその分の工事は金額に含まれていないため追加費用がかかってしまいます。

実はこのような形で結局工事が高くついてしまうというケースが本当に多いんです。
そうならないためにも見積書が届いたら金額だけではなく”漏れ”が無いかしっかりとチェックしましょう。

また、金額は安くないけど見積内容に漏れの無い工事業者の方が信用できるから工事をお願いしようという判断もアリだと思います。 

金額の大きい「一式」は詳しい工事内容を書いてもらう

 数量単位合計
水回り配管工事11,200,000

 見積書が届いた時にもう一つ注意しなければならないのがこのように「一式」という書き方をされている項目です。

この場合、10万円程度であればそこまで問題ないですが100万円を超えているようであれば必ず詳しい工事内容を書いてもらいましょう。
これを認めてしまうと工事内容が曖昧になってしまい、後々「言った言わない」などのトラブルになってしまう可能性があるからです。

また、詳しい工事内容が分からないと他の業者との比較も出来なくなってしまいアナタが正しい判断をするのが難しくなってしまいます。 
100万円を超えている項目はもちろん、超えていなくてもアナタが気になる項目は必ず詳しい工事内容を書いてもらうようにしましょう。

そしてここでしっかりと対応するかしないかで悪質な業者かどうかを見極めることができるのでこれは絶対にやっておきましょう。 

根拠の無い値引き要求をしない

ここまで解説したことをしっかりとやれば正しく相見積りをとって良い工事業者に依頼できる可能性はグンと高くなります。

しかし、最後にこれをやってしまうと全てが台無しになってしまうかもしれません。
それが”根拠の無い値引き要求”です。

せっかく相見積りをとってアナタが信用できる工事業者を見つけたとしても何の根拠も無しに
「あと100万円くらい安くして」
などと要求してしまってはアナタの方が工事業者からの信用を失ってしまいます。

もしかしたらこの一言で工事をやってもらえなくなるかもしれません。

あくまで工事業者の担当者も1人の人間なので感情があります。
”人と人とのやり取り”だということを絶対に忘れずに工事業者と接していきましょう。

まとめ

今回は正しく相見積りをとる3つのコツについて解説してきました。

何より私が一番大事だと思っているのが工事業者に対して敬意を持って接するということです。
アナタがこの人のために何とかしてあげたいと工事業者に思ってもらえれば値下げもしてくれるかもしれないし工事もより一層丁寧にやってくれます。

その上で相見積りの段階で今回解説した3つのコツを実践すればアナタにとってベストの業者に工事をお願いできるはずです。

この記事を最後まで読んでいただいたアナタは単に一番金額の安いところに頼めば良いわけではないことを十分に理解していただけたと思います。

是非今回解説した「工事の相見積り正しいとり方3選」を実践して心から納得できるリノベーションを実現してください。 最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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