はじめに
建物は誰かが使っていないとドンドン荒れていってしまいます。
あなたがお持ちの空き家もあなたやあなたの家族が住んでいた時より劣化してしまっているのでは無いでしょうか？
そんな時に打つべき手段の1つがリノベーションです。
ただ、リノベーションすることでメリットはもちろんですがデメリットもあります。
今回はその両方をお話ししていきます。
空き家をリノベーションすることのメリット
快適に暮らせるようになる
まずは何といってもこれが一番です。
特にトイレやお風呂などの水回りを新しくすると劇的に快適さが増します。
やはり時代と共にメーカーも進化しているため水回りが古い場合は新しいものに変えると便利で快適になるのは間違いありません。
さらにキッチンも新しくすると今までより楽しく快適に料理ができるようになるため家自体の雰囲気が変わると言っても過言ないです。
そして壁や床などの内装も一新すると全く別の家に生まれ変わるでしょう。
買い手や借り手がつきやすくなる
快適に暮らせるようになるとあなたが空き家を「売りたい」「借りたい」と思っている場合、当然買い手や借り手がつきやすくなります。
建物を買いたい人や借りたい人はより快適な家を欲しがるからです。
あなたが住まないとしてもリノベーションすることでのメリットは間違いなくあります。
住宅以外の用途で使うことも可能
ここまでの2つは空き家を住宅として使うこと前提で話してきましたが実はそれ以外も可能です。
リノベーションの内容次第で民泊などの宿泊施設や飲食店などのお店として使うこともできるんです。
もちろん法律などのハードルもありますが住宅以外で使うことも視野に入れておいて損はありません。
空き家をリノベーションすることのデメリット
お金がかかる
デメリットとしてまず一番大きいのが工事費用がかかることです。
メリットでお話ししたトイレ、お風呂、キッチンなどの水回りは工事すると快適になると同時にけっこうなお金がかかります。
例えばお風呂を変える場合、まず今あるお風呂を解体しなければなりません。そしてその裏側にある普段は見えない水道管などの工事も必要なんです。
「建物の工事は見えないところ程お金がかかる」ということを覚えておいてください。
工事をすると様々なところに影響が出る
水回り以外にも工事をすると様々な箇所で影響が出ます。
例えば壁の位置を変えようと思った場合、まず今ある壁を解体しなければなりません。
そうすると壁というものは当然床と天井とくっついているためその部分の床と天井も一部壊れてしまうためそこの補修も必要になるんです。
簡単なようですが意外と気づいていなかったのでは無いでしょうか？ 他にも手をつけた際に影響が出るところがたくさんあるので注意が必要です。
思わぬ不具合が見つかるケースがある
このような工事をしていくと建物の普段は見えていない部分が見えてくるため思わぬ不具合を見つけてしまうことがあります。シロアリなどはその代表的な例でしょう。
他にも水道管がサビてしまっていたり、電気の配線がグチャグチャだったりなんてこともあります。
ただこれについては「不具合を見つけることができた」と考えることもできます。
まとめ
ここまでお話してきて空き家をリノベーションすることでのメリットとデメリットは表裏一体ということに気づいていただけたでしょうか？
要はいかにメリットとデメリットのバランスをとってリノベーションの内容を決めていくかがとても大事ということです。
例えばトイレとお風呂は交換するけどキッチンはそのままにするというように予算によっては妥協をしなければならないこともあるかもしれません。
そして「建物の工事は見えないところ程お金がかかる」ということを覚えておけば色々な事態にも冷静に対応できると思います。
メリットはもちろんですがデメリットにもしっかりと目を向けて考えていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました！！
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